Colors of Life ~ドキドキ!ルームシェア~


 「どうしたの?」


 「じ・つ・は」


 じゃ~んとサンゴちゃんはポケットからメモの切れ端のような紙を取り出し、あたしの前で広げた。


 (桃色海パンのあなたへ
  
  こんにちは。たまにここでお会いしますよね?
  ○○大学2年、桃井竜平といいます。突然の手紙、すみません。
  折り入ってあなたに伝えたい事があります。
  月曜日の夜、10時にプールの前の噴水の所で待ってます。
  必ず1人で来て下さい。
  着いたら、僕の携帯に電話して下さい。
 
  桃井竜平 080-○○○○-○○○○)


 「嘘!?これって、サンゴちゃんの好きな人から?」

 
 「今日の午後、泳ぎに行ったんだけど、私が更衣室からプールサイドに出た時、向こうは帰る所で今日は入れ違いだったの。残念って思ってたら、私のロッカーにこのメモが貼ってあったの。あのプールでピンクの海パン履いてるのなんて私だけよ!」


 「本当に彼が書いたメモなの?」


 「あそこってロッカーの鍵借りる時、名前を記入するでしょ?鍵を返した時間を記入する時、彼の筆跡を確認したの。特徴的な字だった。間違いなく彼のものだわ」


 「すごい、探偵みたいだよ、サンゴちゃん!そこまでしたなら彼で確定だね。話って愛の告白とか!?」


 「いや~ん、やめてよ。花ったら」


 バシバシと背中を叩かれる。


 相変わらず、力の加減が出来てなくて痛い。


 気付くと、リビングの扉の前で奈々が冷めた目でこっちを眺めていた。


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