何よりも甘く切なく
不思議に思って、私もつられる様にまた胡々愛と沢賀君の方を見た。


「…………っ!?」


ち、ちょっと待ってよ!!


キスしてるんですけど、あの2人ぃーーーーーっ!!


「んっ……」


私達が見ている事に気づいていない胡々愛と沢賀君は、大胆にも学校の廊下でキスしていた。


沢賀君が胡々愛の背中に腕を回して自分の方に引き寄せてて、胡々愛は沢賀君の胸元を握りしめている。


2人は身長差が10cm位ある為、沢賀君は胡々愛に合わせて少し腰を曲げていた。


「アワワワワ…ドラマや映画じゃない本物、初めて見た…//////」
< 411 / 437 >

この作品をシェア

pagetop