何よりも甘く切なく
自分だって彼氏とキス位した事あるハズなのに、親友のキスシーンに赤面している清華。


「泉未……」


「甘木先輩、お静かに」


胡々愛と沢賀君は一旦唇を離すと、すぐにまたくっつけた。


「わ、私の胡々愛が………」


ウソでしょう……


私と胡々愛は幼稚園の時から一緒で、私はずっと天然でドジで甘えたな胡々愛を見守って来た。


私にとって胡々愛は“妹”みたいな部分もあり、あの子を狙うオオカミから胡々愛を守るのが、私と―――…清華の役目だと思っていた。


そんな胡々愛が学校で彼氏とキスしてるので、私は思わず絶句。
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