甘え下手
なんてめちゃくちゃ気合いを入れて行ったときに限って、櫻井室長は席を離れていたりする。
力が抜けたようなホッとしたような。
出張行く前から疲れててどうする私。
とりあえず私はそのままフロアを出て、自販機でコーヒーを買うことにした。
休憩コーナーまでたどり着くと、自然にスーツの背中を探してしまう。
前までは社内でもたまに見かける程度だったのに、最近はここの休憩コーナーでの遭遇率が高かいから。
だけどいたのは阿比留さんじゃなくて参田さんだった。
笑顔で手招きしてくれるから、温い笑顔を返しつつコーヒーを買って隣に座った。
「どしたの、比奈子ちゃん。元気ないじゃん」
「参田さんが出張サボるからですよ……」
参田さんのせいじゃないって分かってるのについ恨み言を言ってしまう。
「そっかそっか。俺と出張に行きたかったか」
また頭を撫でられそうになって、さっと避ける。
いつものことだからか、参田さんは気にしていない様子で、「悩み事があるなら相談乗ってあげるよ?」と言ってきた。
力が抜けたようなホッとしたような。
出張行く前から疲れててどうする私。
とりあえず私はそのままフロアを出て、自販機でコーヒーを買うことにした。
休憩コーナーまでたどり着くと、自然にスーツの背中を探してしまう。
前までは社内でもたまに見かける程度だったのに、最近はここの休憩コーナーでの遭遇率が高かいから。
だけどいたのは阿比留さんじゃなくて参田さんだった。
笑顔で手招きしてくれるから、温い笑顔を返しつつコーヒーを買って隣に座った。
「どしたの、比奈子ちゃん。元気ないじゃん」
「参田さんが出張サボるからですよ……」
参田さんのせいじゃないって分かってるのについ恨み言を言ってしまう。
「そっかそっか。俺と出張に行きたかったか」
また頭を撫でられそうになって、さっと避ける。
いつものことだからか、参田さんは気にしていない様子で、「悩み事があるなら相談乗ってあげるよ?」と言ってきた。