冷たい王子は私の彼氏 Ⅱ


「ねー。抱きしめてよ。」



「……。」



「いいのー?復讐しても。」



「っ。」






なんで、俺が山口の言いなりにならないといけないんだ。






なかなか動こうとしない手を無理矢理、山口の体にまわした瞬間









ガラッ……




と、化学実験室の扉が開いた。





< 103 / 196 >

この作品をシェア

pagetop