冷たい王子は私の彼氏 Ⅱ



るりの手を握ろうとすれば、避けられて。
るりの髪に触れようとすれば、一歩後退りされ…


俺の行き場のなくなった手は、拳を作った。爪が肌に食い込むほど…強く強く。





俺を…拒絶している…。



るり…




俺、決めた。







「るり……。俺、なんでもするから…。」






「…っ…なにが…」





俺のその一言で、やっと顔をあげた彼女。







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