冷たい王子は私の彼氏 Ⅱ




「………っ!!!」




声のほうを見れば、目を見開いて私を見ている………横田くんの姿。





体が、心が横田くんのことを求めてる。大好きだって…今すぐ抱きつきたいって…。


なのに………、目を逸らしてしまった。自分でもどうして逸らしてしまったのか分からない…。










だんだん、近づいてくる足音。





それは、私の目の前で止まり



フワリと私の髪の毛に何かが触れた。




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