冷たい王子は私の彼氏 Ⅱ



ビクついて、見上げれば

私の髪の毛に触れているのは、大好きな大好きな横田くんの手だった。






優しく、包み込むように触れながら




「髪、巻いたんだ。」



と、フニャっと笑う私の大好きな人。







ドキドキと、鼓動が速くなって…




「き、気づいてくれたんだ。」




とてもとても、嬉しかった。



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