―彼氏と彼女―




 小林君にかけると、すぐに出てくれた。



「ごめん、お風呂入ってて…。
 何か用事あった?」


『いや、急に悪かった。

 宮田さ、確か園芸部だったよな?』



 小林君の話は、お母さんの誕生日に鉢植えをプレゼントしたいけど、何度花屋に行ってもよく分からなくて結局決まらず、たまたま学校の花壇で花の手入れをしていた私が目に入り、直接アドバイス貰おうと電話してきたという話で。



 ……なんていい奴なんだ、小林君。



「私でよければ相談乗るよ。
 とりあえず、明日どんな感じがいいのかイメージだけでも教えてくれないかな?」


『ありがとっ

 そんじゃ、また明日話すよ』

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