きみと…(恋愛短編集)
ピーンポーン
玄関のチャイムをならした。
『はーい♪』
みさきと良く似た声の持ち主



扉が開かれると同時に
「あらぁ 裕太くんいらっしゃい♪
みさきなら二階の自室で眠ってるわよ」

そう言ってみさきのお母さんは俺を部屋まで案内してくれた。

「みさき…裕太くん来たわよ? ってまだ寝てるみたいね… お茶とお菓子持ってくるからゆっくりしてしていってね?」

みさきのお母さんはそう言い残して部屋から出ていった。

久しぶりに来る部屋…
規則正しい寝息をたててるみさき…
かなり窶れた気がする…


話さなきゃいけないこともあって… だんだん頭が混乱してきた。
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