きみと…(恋愛短編集)
それがどんなに辛いことなのか
その時の俺は微塵にも感じなかった。

ただ歩夢はそんな結愛の気持ちを察しているかの様に
「結愛ちゃん いつも俊太のわがまま聞いてもらってごめん」

「……ううん…
いいの… 好きな人と一緒にいれるから…」

結愛と歩夢のそんな 気遣いめいた言葉…

そして歩夢の結愛を見る目は切な気で…

俺にはどうすれば歩夢を笑わせることが出来るのか
考えてしまう。
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