金色のシッポ
今更だけど、ここが頭のいい進学校ならきっと君の髪は目立っていただろう。
だが、あいにく俺の学校は金髪でも何も言われないバカ高だった。
そして君が隣の席ではなかったら…いや、他のクラスだったらもしかしたら俺たちは話さなかったかもしれない。
もし君と俺が出会ってなかったら…
俺はこんなに苦しむことはなかったのかもしれない。
でも後悔はしてないよ。
君が消えてしまった今でも…
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