金色のシッポ
でもこの神社どう見ても人が住める感じではない。
本当に小さいのだ。
建物は一つだけだし、ボロボロで、管理なんてしているようには見えない。
「上がっていって。」
と彼女は俺の手を引くが、見知らぬ男が勝手に入っていいのだろうか。
「お礼がしたいから気にしないで。」
「じゃあ、遠慮なく…」
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