宝物〜絆〜
バイト中は余分な事を考える間もない程忙しく、あっという間に時間が過ぎた。
現在、バイトが終わって休憩室には香奈と私の二人のみ。
永田さんはいつも通り一番に帰り、秀人も私に用事がある事を知っているから、早々に帰って行った。香奈は多分わざと最後まで残ったんだろう。
「なあ、香奈。今から神社行くんだろ? ここじゃ誰に聞かれるか分かんねえし、行くのは良いよ。逃げる気もねえし。ただ……」
「ただ、何? 分かってんなら行くよ。ここで話す気ない」
香奈は私が話している最中に口を挟むと、不機嫌に帰り支度を始める。
仁美たちが居ない時に、香奈の気持ちを確認しておきたかったんだけどな。仕方ない、移動中に聞くか。
私は帰り支度をしながら、なんとなくエプロンも持って帰る事にして鞄に詰め込んだ。
二人とも準備が整ったところで揃って駐車場に出るのかと思いきや、先に出ろと言われた。まあ、一緒に出る所を見られたくないからだろうな。
結局、神社に着くまで別々に歩いていたから、先に香奈の気持ちを確かめておく事は出来なかった。
現在、バイトが終わって休憩室には香奈と私の二人のみ。
永田さんはいつも通り一番に帰り、秀人も私に用事がある事を知っているから、早々に帰って行った。香奈は多分わざと最後まで残ったんだろう。
「なあ、香奈。今から神社行くんだろ? ここじゃ誰に聞かれるか分かんねえし、行くのは良いよ。逃げる気もねえし。ただ……」
「ただ、何? 分かってんなら行くよ。ここで話す気ない」
香奈は私が話している最中に口を挟むと、不機嫌に帰り支度を始める。
仁美たちが居ない時に、香奈の気持ちを確認しておきたかったんだけどな。仕方ない、移動中に聞くか。
私は帰り支度をしながら、なんとなくエプロンも持って帰る事にして鞄に詰め込んだ。
二人とも準備が整ったところで揃って駐車場に出るのかと思いきや、先に出ろと言われた。まあ、一緒に出る所を見られたくないからだろうな。
結局、神社に着くまで別々に歩いていたから、先に香奈の気持ちを確かめておく事は出来なかった。