BirthControl―女達の戦い―
「久枝……さん?
なん……でっ……はぁはぁ……」
息を弾ませながら遥香は何故、久枝がここにいるのかと聞いてきた。
着衣の乱れと、頬の赤みから、誰かに見つかったんだということだけはわかった。
でも何とか隙をついて逃げることが出来たんだろう。
「はるちゃん、あんたこそこんなとこで何やってんだね?」
ようやくそう声をかけることが出来た。
遥香は呼吸を整えながらも、この場所ではまずいと思ったのか、久枝の手を引いて歩き出した。
ようやく落ち着きを取り戻したのは、遥香に連れられていった診療所のベッドに座らされた時だった。
変なとこ見られちゃったな、と呟きながら遥香は冷蔵庫から冷えたお茶を取り出してグラスに注ぐ。
それを久枝に手渡すと、自らもグラスに注いだお茶をゴクゴクと一気に飲み干した。
久枝は渡されたお茶を飲むのも忘れて、遥香の身は大丈夫だったんだろうかと、不躾なほど見つめる。
その視線に気付いたのか、遥香はこちらに向き直ると困ったように笑って言った。
「大丈夫、久枝さんが心配してるようなことはないない」
なん……でっ……はぁはぁ……」
息を弾ませながら遥香は何故、久枝がここにいるのかと聞いてきた。
着衣の乱れと、頬の赤みから、誰かに見つかったんだということだけはわかった。
でも何とか隙をついて逃げることが出来たんだろう。
「はるちゃん、あんたこそこんなとこで何やってんだね?」
ようやくそう声をかけることが出来た。
遥香は呼吸を整えながらも、この場所ではまずいと思ったのか、久枝の手を引いて歩き出した。
ようやく落ち着きを取り戻したのは、遥香に連れられていった診療所のベッドに座らされた時だった。
変なとこ見られちゃったな、と呟きながら遥香は冷蔵庫から冷えたお茶を取り出してグラスに注ぐ。
それを久枝に手渡すと、自らもグラスに注いだお茶をゴクゴクと一気に飲み干した。
久枝は渡されたお茶を飲むのも忘れて、遥香の身は大丈夫だったんだろうかと、不躾なほど見つめる。
その視線に気付いたのか、遥香はこちらに向き直ると困ったように笑って言った。
「大丈夫、久枝さんが心配してるようなことはないない」