I LOVE……
「ありがとう…私達と出会って…私に話しかけてくれて…私…すごく嬉しかった。」

麻奈は顔を赤くしながら少し恥ずかしそうにニコッとした。

その姿に少しドキッとしてしまった。

「べ…別に大したことはしてないよ。
俺からしたら普通のことだし。
それにみんなが俺にくれた物に比べたら…
俺のしてきたことなんかね…」

「私は…そうは思わないよ…」

「え?」

「拓也くんが…私にしてくれたこと…ずっと誰にも関わらずにいた私に…拓也くんは話しかけてくれた…
それが私を変えるきっかけに…なったんだよ。
私にとったら…拓也くんがしてくれたことは…大きなこと…
だから…もっと…自信持って。」

「麻奈…」

彼女は確かに物静かだ。
でも人一倍寂しがりやでもある。

麻奈は表情を変えないわけじゃない。
ただそういう動作に慣れてないだけだ。


その証拠に…

「私は…拓也くんに感謝してるわ…
だから…ありがとう。」

今はすごく嬉しそうな笑顔で言っている。
< 28 / 29 >

この作品をシェア

pagetop