Over Line~君と出会うために
「あー、俺がこんなことを考えているってのは、栗ちゃんにはナイショな? 栗ちゃん、言ってることは厳しいけど、基本的にはお前のこと一番に考えているわけだし、彼女の言い分が間違っているってわけじゃないのは俺も知ってるからさ。いや、これは結構前から思ってんだけど、貴樹、かなり発言を制限されてるだろ? ラジオとか、インタビューでさ。地を出すなって。それを傍から見てると、結構きつそうだなって思うわけよ。栗ちゃんの言うことは俺も正しいと思うし、東城貴樹がアニオタだってのは、確かにイメージとしてはどうよってのは事実なんだよな。でも、やりすぎはよくないって思う部分もある。貴樹はさ、その……あれだろ? ラジオとかで、想いっきり喋ってみたいとか、そういう願望はあるんだろ?」
「……うーん、って言うか、別にそれはもうどうでもいいよ。慣れちゃったし、今更かな。今、ぐちゃぐちゃ考えているのは、全然別のことだし。順平ちゃんがそうやって思ってくれるのは嬉しいんだけど。あ、でも、発言制限にストレスがないってのは、それは嘘だけどさ。どっかで息抜きしたいって、そりゃ、思うよ。でもさ、順平ちゃんは実際どう思う?」
「何が?」
「俺がアニオタだったら、何か不都合がある? イメージがどうのってのは置いておいて、だけど」
「何だ、いきなり……。どうでもいいんじゃないかったのか?」
そう言いながら苦笑を浮かべ、天宮は言葉を継ぐ。
「んー、まあ、俺はアニメとか全然知らんし、貴樹がそういうの好きでもどうでもいいんだけどね。人の趣味は自由だし、それを好きだって言う貴樹をおかしいっていう人間の方が心が狭いとは思うな」
「だけど、栗ちゃんは……」
「……うーん、って言うか、別にそれはもうどうでもいいよ。慣れちゃったし、今更かな。今、ぐちゃぐちゃ考えているのは、全然別のことだし。順平ちゃんがそうやって思ってくれるのは嬉しいんだけど。あ、でも、発言制限にストレスがないってのは、それは嘘だけどさ。どっかで息抜きしたいって、そりゃ、思うよ。でもさ、順平ちゃんは実際どう思う?」
「何が?」
「俺がアニオタだったら、何か不都合がある? イメージがどうのってのは置いておいて、だけど」
「何だ、いきなり……。どうでもいいんじゃないかったのか?」
そう言いながら苦笑を浮かべ、天宮は言葉を継ぐ。
「んー、まあ、俺はアニメとか全然知らんし、貴樹がそういうの好きでもどうでもいいんだけどね。人の趣味は自由だし、それを好きだって言う貴樹をおかしいっていう人間の方が心が狭いとは思うな」
「だけど、栗ちゃんは……」