ひだまりHoney
別に関係ないのに、どんどん面白くなくなっていく。
自分の行く末の相談は大田原さんに乗ってもらおう。私は心の中でそんな決定を下した。
「ボケッと突っ立ってんじゃねぇよ、邪魔だ!」
物思いに耽っていた私は、無防備だった。
だから突然響き渡った野太い声に、うまく反応が出来ず声が詰まってしまった。
雷のような衝撃を放ってきた相手は、美容とはかけ離れた武骨そうな男だった。
「す、すみません!」
何とか声を発し頭を下げれば、男はリボンのロゴが立てかけられたエリアに入っていった。
「つったく、またサボって……あんな優男に尻尾振りやがって」
非常に機嫌が悪いらしい。
いつまでもこの場に立ち尽くしていれば、また怒鳴りつけられるだろう。