理想の恋愛関係
翌朝、7時過ぎには起きて支度を始めた。


まずは部屋の掃除。


優斗君が部屋の中に上がる可能性はほとんど無いけど、万が一という事が有る。


早朝だから、なるべく音を立てないようにコソコソと掃除をする。


だいたい終わると、今度はクローゼットを開き、今夜の服を決める事にした。


ちゃんとしたパーティーに出ても恥ずかしくないドレスは何着か持っているけど、どれも少し派手な気がする。


着飾りたい気持ちは有るけど、今夜は優斗君の仕事の関係者っていう役柄だから落ち着いた雰囲気の方がいいと思う。


やっぱり新しく買う事にしよう。


一人暮らしになって家賃がかかるようになった分、最近は買い物を控えていたけれど、ここでケチケチする訳にはいかない。


服を勝って、ネイルサロンに行って……髪のセットもして欲しいけど時間的に厳しいかもしれない。


夕方までには完璧な支度をしたい。
そして、優斗君と……。


顔がニヤケそうになるのを堪えながら、私はウキウキとマンションの部屋を出た。

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