理想の恋愛関係
翌日。


優斗君に告白しよう。


そう決心して待ち合わせ場所に向かった。


優斗君が好きだって言ってた白のワンピースを着て、精一杯のお洒落をして。


爪先まで気を抜かずに装って、約束の時間の15分前には待ち合わせ場所に着いた。


行き交う人々を眺めながらも緊張が高まった。


告白してまた振られたらどうしよう。


慣れてるとはいっても、今日断られたらダメージが大きいような気がする。


正直言って自信は全く無いし怖気づきそうになる。


でも……言葉にしないと気持ちは伝わらない。


私は普段から態度で示しているつもりだけど、それでも完全には伝わってないかもしれないし。


それに面と向かって言わなければ答えも貰えないし。


やっぱりちゃんと告白しよう。


そう改めて決心を固めた瞬間。


「緑」


名前を呼びかけられて私は勢い良く顔を上げた。


この声は……、

「緑、こんなところで何してるんだ?」

忘れた頃にやって来る男、龍也だった。
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