【完】★☆恋愛パスポート☆★
「あと、桃華は?刑事さんは、輝に会いに来たんだよね?なんで?」

「それは、こいつ駿が奈々と桃華を勘違いして、俺らにべったりだった桃華を受け入れちゃったんだよ。
だから、あいつは、駿とホスト寮に、少しの間いたんだ。まあそれも替え玉したけどな。

でも、あいつは、後輩の聡っていうホストとも仲良くしてたから、あいつと何かあったんじゃないのか?」猛が答えた。


「聡・・・あああ、この前玄関の外で会った人だ。」

「なに、お前気をつけろよ。ホストは客に手をだしたらいけないんだから。」

「ごめんなさい・・・気をつけます。」


「あ~~~~なんだかスッキリしたよぉ・・・・」私が甘い声で言うと、2人は笑顔になった。

「こうしてよ~く並べてみると確かに少し雰囲気違うかもね。」

私がそう言うと、

「どこがちがう?」猛がものすごい勢いで聞いてきた。

「えっ、全体的な雰囲気が・・・・」

「なんだよ、それ。」そういうと猛は私の頭をぽ~んと叩いた。
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