高校生ー揺れる関係ー
その翌日から、和樹の下っ端の人らが私を族への勧誘してきた。


「歩夢さん!どうか族に入ってください。」

「い・や!」

「お願いしますよー!」

「絶対嫌だ!」

「今の和樹さんには歩夢さんが必要なんですよ。」

「そんなこと私には関係ない。」

「そんなつれないこと言わないでーねぇ?お願いしますよ。」

「あぁー!!
毎日、毎日!学校帰りに校門前で待ち伏せすんのよ!」

「え?こうでもしないと、話聞いてくれないでしょ、歩夢さん。」

「あったり前!
てか、私は学校では静かに暮らしたかったのにー!」

「十分静かに暮らせてますよ。
族に入れば「んなわけねぇだろ!」
と、私はその下っ端に言った。
だって、周りに居る同中には冷たい目で見られてるし、いろいろ誤解招いてる様子。
「これ以上、勧誘してきたら、許さないから!
分かった?(怒)」

「は、はい。」

と、圧倒させて私は帰って行った。

この様子をヤバい人に誤解されてることにも気付かずに…・。
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