高校生ー揺れる関係ー
「着いたよー。
栄一、一樹下ろしてあげなよ?」

「そうだな。
一樹、イルカさんだぞ。」
「イルカしゃんだ!!
パパ、行こう!!」
と降ろすなり、一樹は栄一をつれて、イルカの所に走っていった。
私は、その後ろを歩いて付いていった。

そして、イルカのタッチが出来るプールに付くと、家族連れで並んでた。

それを見た一樹は落ち込んでた。
私と栄一はそれを見て、笑ってた。
((可愛すぎるよ(笑)))

「ママ、遊ぼ?」

「えっ…あー、いいよ。
何して遊ぶ?」

「うーん…何しよう…」

「おい、聞くなよ。
てか、パパとは遊んでくれないのか?」

「パパとは…遊ばない!!」

「え、一樹ひどいなー。」

「プッ…一樹、パパとは遊ばないもんねー。
ママとだけ遊ばうね。」
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