高校生ー揺れる関係ー
「一変血を見せてやろうか?」

「いや・・いいや。」

「あぁーそう。
てか、さっき何を言いかけたー?」

「なんのことだよ?




・・・・・・・・・・・・・ん?
わ、忘れろよ‼」

「気になるしー、てか、耳まで真っ赤にしてーー、可笑しなやつだなぁー。」

「うるせぇー‼」

「何、なにーそんな真っ赤にしてー可愛いやつだなぁー。
余計に気になるじゃんかー。」


「言ってやってもいいが・・引いたりしないでな。
あとー誰にも言うな!
これは、言葉の綾ってやつだかんな。」


「はい、はい。
で?なに?」

「・・・・・・・デートって言おうとした。」

「はぁー?!
気持ち悪いなぁー。」
と、私は栄一のポケットに入ってる手じゃない方で顔を押さえた。

(こいつ・・・私の心臓がもったないこと言いやがる・・

くそー・・なんだこの馬鹿栄一。)

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