高校生ー揺れる関係ー

「こんにゃろー‼
んなに笑わなくたっていいじゃん。」

「だって、あれ見たら…ブハハハハハ。
歩夢、こっち見んな。
顔見たら笑うぅー。」
と、私の顔を自分の手で隠しながら腹を抱えて笑いだす。

「そんなのー・・・知るかぁーこのやろ―やり返してやるこの野郎！」
と、馬鹿笑いする栄一に突進した。
そして、容赦なしにわき腹をこしょぐってやった。

「あぁーやめろー歩夢。
死ぬ、死ぬ笑い死するー。」

「んなの知るかー。
私は危うく恥ずかし死ぬとこだったんだ。
それに比べてお前は・・・笑いながら死ねるなど、悔いのない死にかただろーが。」

「んなの知・・え?‼
そこはーダメぇー!!」

「個々弱いのかおー。
責めてやるー覚悟しろー。」

「おーおぉぉーーーーーーーーーーーーーーーー。」

ー1時間後ー
「ふぅー気が済んだ。
んー、ぱぁー。」
と、私は散々栄一に仕返しをして、栄一のバテバテまでに追い込んだ。
栄一は、何かが抜けたように遠くを見始めた。

私は、それ見て、鼻で笑った。
で、出掛ける準備するために自分の部屋に荷物を揃えるために行った。

（はぁー、久々に馬鹿騒ぎしたせいで朝から疲れたよー。
てか、早く栄一帰さなきゃ。

なんか寂しくなるなぁー。）
と思いながら、今日の服に合わしてバックをチョイスして、必要最低限を入れていった。