高校生ー揺れる関係ー
「え、行ってくれんの?」
「は?
誘ったのは栄一でしょ!
嫌なら、帰る!」
「そんな拗ねるな。
行くよ。」
と肩に手を置かれた。
で、私の肩に置かれた手の甲を思いっきりつねった。
「いってぇ!」
と、悲鳴をあげ、肩から手を下した。
そして、つねったとこを冷やすように息を掛けてた。
「行くのは、いいけどどこ行くの?」
「あ、考えてなかった。」
「バカ…。」
と、栄一の馬鹿さに呆れた。
で、いろいろ話し合って、切符買ったし、栄一の地元巡りすることにした。
だけど、私が半強引に決めたから、栄一は乗り気じゃなかった。
だから、栄一の地元の駅に着くまでずっと ムスッ とした顔で黙ってた。
私は、それを隣で携帯をいじったりしたり、ムスッとする栄一を突っついたりして、時間潰した。
『次はー亀島―亀島―』
「あ、着いた。」
「じゃあ、行くか。」
「うん。
楽しみだなぁー(笑)」
と、私はわざと挑発してみた。
そしたら、隣で舌打ちされた。
(おぉ~こぇー。)
と、内心ちょっとヒヤッとした。
で、ちょっと目を離したら、隣にいたはずの栄一が消えた。
そして、周りをきょろきょろして、栄一を探した。
「おい‼歩夢。」
と、どこからか私を呼ぶ声がした。
そして、声がした方を見ると、栄一がいた。
(あいつぅ~‼‼
置いてたな!
自分だけ先に改札口に行きやがって。)
と、イライラしてダッシュで栄一の所に向かった。
そして、栄一のとこに着くなり、栄一に飛び込んだ。
でも、勢い付きすぎて、栄一は大勢を崩して、尻もちをついた。
「おい、何するんだよ、歩夢。
…って、歩夢?」
「んぅ~バカー。」
と、栄一の胸を叩いて、半泣きで栄一を見た。
「あ、え?え?えぇー!
なんで泣くんだよ。」
「泣いてないもん。
な、泣いてなんかいないもん。
ばかぁー。」
と、栄一の胸に飛び込んだ。
「は?
誘ったのは栄一でしょ!
嫌なら、帰る!」
「そんな拗ねるな。
行くよ。」
と肩に手を置かれた。
で、私の肩に置かれた手の甲を思いっきりつねった。
「いってぇ!」
と、悲鳴をあげ、肩から手を下した。
そして、つねったとこを冷やすように息を掛けてた。
「行くのは、いいけどどこ行くの?」
「あ、考えてなかった。」
「バカ…。」
と、栄一の馬鹿さに呆れた。
で、いろいろ話し合って、切符買ったし、栄一の地元巡りすることにした。
だけど、私が半強引に決めたから、栄一は乗り気じゃなかった。
だから、栄一の地元の駅に着くまでずっと ムスッ とした顔で黙ってた。
私は、それを隣で携帯をいじったりしたり、ムスッとする栄一を突っついたりして、時間潰した。
『次はー亀島―亀島―』
「あ、着いた。」
「じゃあ、行くか。」
「うん。
楽しみだなぁー(笑)」
と、私はわざと挑発してみた。
そしたら、隣で舌打ちされた。
(おぉ~こぇー。)
と、内心ちょっとヒヤッとした。
で、ちょっと目を離したら、隣にいたはずの栄一が消えた。
そして、周りをきょろきょろして、栄一を探した。
「おい‼歩夢。」
と、どこからか私を呼ぶ声がした。
そして、声がした方を見ると、栄一がいた。
(あいつぅ~‼‼
置いてたな!
自分だけ先に改札口に行きやがって。)
と、イライラしてダッシュで栄一の所に向かった。
そして、栄一のとこに着くなり、栄一に飛び込んだ。
でも、勢い付きすぎて、栄一は大勢を崩して、尻もちをついた。
「おい、何するんだよ、歩夢。
…って、歩夢?」
「んぅ~バカー。」
と、栄一の胸を叩いて、半泣きで栄一を見た。
「あ、え?え?えぇー!
なんで泣くんだよ。」
「泣いてないもん。
な、泣いてなんかいないもん。
ばかぁー。」
と、栄一の胸に飛び込んだ。