高校生ー揺れる関係ー
「・・・・有紗。」
と、私は勇気出して、その名を呼んだ。

そう。私が見たのは、有紗と冬馬。
有紗は、私が呼んで振り返ったら、やっぱ険しい顔してた。
（や・・・っぱり）
と、ちょっと呼んだことを後悔した。

有紗たちは、私らがトイレに行ってる間に戻ってたらしく、楽しげに帰って来たが、その後、お菓子を盗ろうとした女子に会ったらしく、したら途端に機嫌が悪くなったらしい。
で、その後は、栄一が２人に話してる間に、私らが来たってことみたい。
　そうやって、近くに居た龍太郎が教えてくれた。

でもその次に、私って・・。
（火に油注いでると同じだよ・・。
でも、言わなきゃ。）
と、心に誓い、
「有紗・・・ごめん。
有紗にあんだけ念押されてたのに（ヒクッ
あたし・・・あたし・・・（ううぅ・・・」
と、私は言いたいことあるのに、しゃべってる間にまた有紗への罪悪感とかでまた泣いてしまった。

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