ライトグリーン・スカイ
尋に待ってもらい、机の上にこっそりと置いた葉っぱの栞を取りに行く。
すぐに戻りそれを差し出す。くすりと何かを思い出したかのように、彼は笑う。
「な、何がおかしいの!?」
「いやね、ただ……」
「おい、お2人さん」
尋が何かを言いかけた時、お兄ちゃんの声が突然聞こえてくる。
ドアの方を見ればお兄ちゃんの他にも、栄兄ちゃんの姿がそこにあった。
2人だけの世界に入っていたように見えたのだろう。何だか申し訳なさそう。
「朝飯」
何の用かと聞く前にお兄ちゃんはたった一言それだけを告げて姿を消す。
栄兄ちゃんは何も言わずにただ後を追って行く。
何か言いそうだったのに何も言わなかったのは、寝惚けているから?
すぐに戻りそれを差し出す。くすりと何かを思い出したかのように、彼は笑う。
「な、何がおかしいの!?」
「いやね、ただ……」
「おい、お2人さん」
尋が何かを言いかけた時、お兄ちゃんの声が突然聞こえてくる。
ドアの方を見ればお兄ちゃんの他にも、栄兄ちゃんの姿がそこにあった。
2人だけの世界に入っていたように見えたのだろう。何だか申し訳なさそう。
「朝飯」
何の用かと聞く前にお兄ちゃんはたった一言それだけを告げて姿を消す。
栄兄ちゃんは何も言わずにただ後を追って行く。
何か言いそうだったのに何も言わなかったのは、寝惚けているから?