美しく咲き誇る







「平助…痛いよね?」


でもすぐに直してあげるから。



「――――我の力でこの者の傷を癒せ――――」



すっと薄い緑色の光に包まれる


今はバレルとか関係ない


とにかく傷を癒さないと…



「はっ」



もっと、もっと…


力を…



傷が完全にふさがったのはアレから太陽が出始めた時だった



そして私の意識も同時に途絶えた






舞side*end



< 154 / 181 >

この作品をシェア

pagetop