放課後のキス、恋の始まり。


「……なぁ」


そんな中、私に話しかけるのは聞きなれた低い声。






「……」




「雪花……」


「……………。」



「……ミニブタ。」



「~~~~っだぁーーーもう!!何なのよアンタ!!」





あまりの腹立たしさに、私は思いっきり席を立った。


椅子が床に擦れる凄まじい音が教室中に響く。






――――それはもう、



クラス中の視線を一気に集めまして。




皆が白い目で私を見ている……


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