放課後のキス、恋の始まり。


顔を真っ赤にして、私は静かに着席した。


もういっそのこと、古典の授業なんてサボってしまいたい!!





――――なんだか最近、調子が狂って仕方ない。






「お前は何でそんなに面白ェんだ……!」





私の隣で、私の調子を狂わせた張本人が声を押えて笑っている。




……いや、爆笑している。




「うるさいっ! ほっといて!」



「あー腹痛ぇー」




む、むかつく……!!!


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