【完】ヒミツの恋を君と。
「いや…実は私達も桃佳に謝んなきゃいけないの」
「え?」
店長もトウヤさんもリツキさんも口々に「ごめんね」と言ってる。
あたしは意味が分からず呆然としてて…。
「桃佳がね、祐樹先輩がハルさんを殴ってる現場を見ちゃったから、ハルさんは祐樹先輩がそれに気付いて桃佳に何か仕掛けるんじゃないかって心配してたの」
「え」
「だからプレシャスのみんなで桃佳を守る方法を考えてた時にうちのバカ兄貴が『いいこと思いついた!』言ったのよ。それが…」
塔子がそこまで言うと、トウヤさんは顔の前で手を合わせてごめんのポーズを作りながら叫んだ
「ごめんね!塔子に頼んで、モカの携帯に勝手にGPS関係のアプリ、ダウンロードしちゃった!」
「えっ!?」
「ごめん桃佳、夏祭りの日に急遽その計画が決まって、その日のアドレス交換の時にちょちょいっとダウンロードしちゃった…あはは」
「え?」
店長もトウヤさんもリツキさんも口々に「ごめんね」と言ってる。
あたしは意味が分からず呆然としてて…。
「桃佳がね、祐樹先輩がハルさんを殴ってる現場を見ちゃったから、ハルさんは祐樹先輩がそれに気付いて桃佳に何か仕掛けるんじゃないかって心配してたの」
「え」
「だからプレシャスのみんなで桃佳を守る方法を考えてた時にうちのバカ兄貴が『いいこと思いついた!』言ったのよ。それが…」
塔子がそこまで言うと、トウヤさんは顔の前で手を合わせてごめんのポーズを作りながら叫んだ
「ごめんね!塔子に頼んで、モカの携帯に勝手にGPS関係のアプリ、ダウンロードしちゃった!」
「えっ!?」
「ごめん桃佳、夏祭りの日に急遽その計画が決まって、その日のアドレス交換の時にちょちょいっとダウンロードしちゃった…あはは」