オオカミとお姫様
そのまま走って川へ向かう。
服も脱がずにザブザブ入る。

俺、あんなに独占欲あったのな。
今まで誰かに執着したことなんてなかったのに。
好きになることもなかった。
みんな敵だと思ってたから。

詩音に出会って、俺は変わった。
前より社交的になった。
人と話すことが嫌じゃなくなった。
誰かといることが楽しいとさえ思えた。
全部詩音のおかげ。
そんな詩音の事が大好きで、ずっとそばにいてほしくて…

「くそっ!!」

水面を叩く。
どうしたらいいんだよ…
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