アンラッキーなあたし
「もしかして…」
中田さんの目が輝きをました。そして、周りに聞こえないようあたしに近づいた。

中田さんの顔がこんなに近くに…。

血圧が一気に上がった。

「もしかして…」

ええ、そうですとも!

この会社の三ツ屋恵梨菜さんですか?」
中田さんが声を潜める。

ズゴッ!と、危うくいすからひっくり返りそうになった。

なぜ、そうなる!

「だったら嬉しいなぁ」

喜ぶ中田さんに、「絶対ないです」と、あたし。

あんな女のどこがいいんだ。あたしの気分と血圧は急降下だ。
< 133 / 354 >

この作品をシェア

pagetop