アンラッキーなあたし
そして、X-DAYはやってきた。

「お前、今日初デートだろ?」

「はい…。午後5時ぴったりに…」

あれからシンディーからは何度も確認のメールがあった。

一分一秒遅れないで下さい。
裏切らないで下さい。

と…。

疑心暗鬼になる気持ちは痛いほどわかる。からかいだったら立ち直れないという気持ちもわかる。だがしかし、毎回メールの最後に「裏切らないで下さい」と書かれる身にもなって欲しい。これでは確認ではなく脅しである。
あたしは、なぜ名前も顔も知らない相手からア脅されているのだろう。

「お前、全然嬉しそうじゃないな?むしろ顔色悪いぞ?熱、あるんじゃね?」

千葉がアタシのおでこに手を当てようとする。

NO~~~!!

そういう優しさ、いらない!
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