携帯小説~誰かのための予言~
「嘘…」

「じゃあ、香坂先生は?」




アサコが目をつむったまま、扉を開けた。




「ひっ…」





中は真っ暗だったけれど、何かが見える。



左腕にワカナが抱きついていた。


「ハ…ハナ…、何か見える?」





私には見えていた。





――黒い人のような影が。
< 102 / 204 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop