うらしまさんとあずみちゃん
「あずみ。きみの着替えを作ってみたんだけど」

島子が絹の服でこしらえた、真っ白なワンピースをあずみにわたしました。

「うわあ、ありがとう。でもサイズよくわかったね」

「そ、それはその。まあいいから着てみてよ」

なぜか島子の顔が真っ赤でした。

あずみが袖を通すと、ちょうどいい丈でした。

「胸があきすぎたか」

島子のひとりごとに、あずみは、

「ううん、これでいいよ。せっかく島子さん作ってくれたんだもの」



島子は、なんでもできる男だったのですね。


< 8 / 13 >

この作品をシェア

pagetop