無愛想な彼に恋しました


そう思うと、私は泣いていた。


「初原…?」


「っぅ…ヒック…」


どうしてキスしたの?


好きでもないのに、そんなことをされると諦めたくても諦められない。


「どうしてっ…?どうしてキスなんかするの…?」


「したかったから。初原の事見てると、したくなった」


< 312 / 634 >

この作品をシェア

pagetop