無愛想な彼に恋しました



「ぅ…輝君の馬鹿…」


「はいはい。分かってるって」


きっと、これからも輝君は私を喜ばせる事を簡単にしてしまうんだろう。


私には難しい事も簡単にしてしまう。


だけど、それが輝君だから…きっと嬉しんだと思う。


「で?琴音からのチョコは?」


思い出したかのように手を差し出す輝君。


< 621 / 634 >

この作品をシェア

pagetop