隣に座っていいですか?
全てが終わり
亡くなった奥さんのご両親を見送ると
もう
私は崩れてしまった。
気が張ってたのかな。
そんな私を
彼が後ろから支え
桜ちゃんも楽しそうに私の足を支えてくれた。
「終わってよかったね」
お母さんが言い
桜ちゃんを抱っこして「アイス食べるか?」と、店に入る。
いつの間にか
黄昏ていた空を見上げ
彼の背中に包まれる私。
「緊張した」
一言告げると背中が揺れた
笑ってるな。
「全部、うちの親と亡くなった奥様にお世話になった感じがする」
素直に言うと
そっと背中から抱かれる。
温かい彼の腕の中
やっと身体と心を休ませる。
「籍を入れましょう」
彼が言い
私は
小さくうなずいた。