わたしは彼を殺した、そして彼に殺される〜50years later〜
ゆっくりと列は前に進んでいき…

いつの間にか建物のなかへ。

女の子が呼ばれて、部屋に入っていく。


周りに目をやると…

他にも似たような部屋がいくつも並び、

その前に死んだもの達が順番を待ってる。

お役所で手続きをして呼ばれるのを待っているときとか、

健康診断にきて順番に診てもらうまで、
ドキドキしているとき、

ああいったのに似た感覚。


それにしても、多い数だな。

毎日、こんなにたくさんの…

人間を含めた生命ってものが

消えていってるんだ。
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