涙空ー忘れられないー
「おうっ・・・席着けっ・・・渡部来たかっ
・・・朝のホームルームは特にないなっ・・・
じゃあ1限目の用意してろっ・・・渡部話あるから
来いっ・・・」
「・・・あっ、はいっ・・・」
梨音は先生の後を歩き出した
しばらく歩くと理科教官室に着いた
「入れっ・・・今までどうした・・・休んで」
「・・・先生・・・私ね・・・」
「うんっ、どうした・・・」
「あのね・・・私ね・・・妊娠してるの・・・」
「彼氏の子かあ・・・」
梨音は小さく頷いた
「・・・うん・・・もうちゃんと話あったよ・・・
私・・・この子産むんだ・・・だから・・・先生これから
来れなくなる・・・」
「渡部・・・本当に良いのか・・・」
「はいっ」
「・・・そうか・・・渡部が後悔しないんなら先生
応援するぞっ」
「先生っ・・・私なら大丈夫・・・家族が出来るんだよっ」
「幸せになれよっ・・・何かあったら言えよっ・・・今日は
授業受けるのか・・・」
「うん・・・でも大丈夫かな・・・」
「2限目、俺の授業だから・・・みんなに話すか・・・
それから決めたら良い・・・」
「はいっ・・・先生、ありがとう・・・」
その後1限目が終わるまでコーヒーを飲みながら二人で
話をしていた