気まぐれ王子とサル女





「ひどい!女子を叩くなんてっ」


「お前のどこが女子なんだよ。
可愛いの「か」の字もねぇよ。
所詮お前はサル女だ。」


私は爽太に、
けんちょんけちょんに言われまくった。


「そーですよね。
私はどうせサルですよ。
貴方の彼女の千夏ちゃんとは
大違いですよ。」


私はすねたふりをした。


そうだよ、
千夏ちゃんには叶わないよ。


そう思っていると






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