君に逢いたくて~最後の手紙~
ついにやってきた放課後…。


私は隼人と一緒に家に
帰って来た。


「ただいまあ」


「お邪魔します」


…ん?


隼人、もしかして緊張してる?


「隼人?誰もいないから
緊張しなくていいよ!」


私がそう言うと、隼人は
緊張が解けたのか、笑顔になった。


私は隼人を自分の部屋に
連れて行く。


「ここ、私の部屋」


「へえー。きれいだね」


…きれいかな?


「そう?」


「うん」


嬉しいな。


私の部屋は6畳くらい。


ベットは薄いピンク色。


私たちはそのベットに座った。


「まだご飯まで時間あるし、
少し話そうか…」


隼人がそう言った。


「うん。そうだね」

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