君に逢いたくて~最後の手紙~
「来ないで!」


自分でも驚くほど、大きな
声が出た。


「いや!逝かないでー!」


美夏は足を止めずに
私を追いかけて、そして
私を後ろから抱き締めた。


「…お願いだから、
いなくならないで!」


「…美夏……」


私は美夏に抱き締められたまま、
砂浜に戻った。


そして砂浜の上に座り込む。


「うぇーん!えーん!!」


私は大声でわめき泣いた。


美夏はただ、私を優しく
抱き締めていてくれた。


「…はあ…はあ…」


「落ち着いた?」


泣きやんだ私を見て、
優しく問いかけてくる美夏。


「…うん…」


「じゃあ、今日はあたしの
家で、あたしと一緒に寝よっか」


そう言って美夏は、私を
美夏の家に連れて行ってくれた。


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