キミが残したもの
タイトル未編集
いつも明るく元気な妹。
幼い頃から病気で、ずっと入院している私。
愛してくれていないことはないんだろう。
その証拠に、両親はどんなに忙しくても病院に来てくれる。
いつも笑ってくれる。
でも・・・
妹はずっと両親からの愛をもらえる。
こんな病院じゃなくて、しかも時間制限つきじゃなくて家でずっと。
消毒の匂いのする部屋の中から一歩も出てはいけない。
点滴を離してはいけない。
まるで、かごに閉じ込められた小鳥みたい。
きっとこれから死ぬまでこの状況なんだ。
家族と看護師さんたち以外、話すこともできない。
友達も居ない。
前は寂しいって思ってた。
でも・・・。
どんなに思っても、誰も私に気づかない。
心の叫びは届かないんだ。
だから。
この気持ちは封じ込めることにした。
先生にも、お母さん、お父さんにも・・・妹にも。
これ以上、苦しまないですむように。
心に鍵をかけた。
幼い頃から病気で、ずっと入院している私。
愛してくれていないことはないんだろう。
その証拠に、両親はどんなに忙しくても病院に来てくれる。
いつも笑ってくれる。
でも・・・
妹はずっと両親からの愛をもらえる。
こんな病院じゃなくて、しかも時間制限つきじゃなくて家でずっと。
消毒の匂いのする部屋の中から一歩も出てはいけない。
点滴を離してはいけない。
まるで、かごに閉じ込められた小鳥みたい。
きっとこれから死ぬまでこの状況なんだ。
家族と看護師さんたち以外、話すこともできない。
友達も居ない。
前は寂しいって思ってた。
でも・・・。
どんなに思っても、誰も私に気づかない。
心の叫びは届かないんだ。
だから。
この気持ちは封じ込めることにした。
先生にも、お母さん、お父さんにも・・・妹にも。
これ以上、苦しまないですむように。
心に鍵をかけた。