恋文ポスト
それから数日が経った。
桜子おばあちゃんから、
私の手紙が届いたと電話があったと
お母さんが教えてくれた。
そのうち体調が少し良くなれば
返事をくれると言っていたらしい。
多分桜子おばあちゃんに届いたのは、
私が二回目に書いた手紙。
一回目に書いた手紙は―――
やっぱりあの謎の人に届いたのだろうか……。
あの人に返事、書いた方がいいのかな…
少し怖い気持ちもあるけど、
悩むなら行動しようっ!
私は謎の人に返事を書くことにした。