【完】保健室で君と××~プレイボーイとイケナイ恋愛授業~




二十分ほど歩いて、連れてこられたのは
、可愛らしい外装のカフェ。



「ここのケーキ、めちゃくちゃ旨いんだ
よな~!お昼もついでに食べられるし!




お昼、というにはまだ早い気もするけど
、ケーキ食べて話してたら、丁度いいの
かもな、と思い、何も言わなかった。



店内に入ると、一番奥の席まで案内され
た。



「……香坂、甘いのが好きなの?」



メニューを見ながら爛々と瞳を輝かせて
いる香坂にそう尋ねると、香坂はニカッ
と笑った。



「俺、甘党なんだよねー。委員長は?あ
、もしかして甘いの嫌いだった?」



ちょっと不安そうにそう言った香坂。



そんな香坂に、そんなことない、と首を
振った。



女の子は大抵、甘いのが好きな生き物。
当然私だって、すごく好き。



よく、イメージじゃないって言われるけ
どね。





< 124 / 426 >

この作品をシェア

pagetop