【完】保健室で君と××~プレイボーイとイケナイ恋愛授業~
そんな和馬君がお引っ越ししてしまった
のは、いつだったっけ。
小学四年生くらいだっただろうか。
和馬君のお母さんが体調を崩したのがき
っかけで、和馬君はお引っ越ししなくち
ゃいけなくて。
私は、馬鹿みたいに泣いたんだ。
『やだ……やだぁ、和馬君……っ!』
『……希美ちゃん、泣かないで。また、
会えるから』
そう慰めてくれた和馬君。
だから私は、また会えるから、という言
葉を信じて、一人でも頑張ってたんだ。
……ほんとに、また会えたね、和馬君。
◆◆◆
「萌!ごめんお昼は他の子と食べてて!
」
お昼休み。
私はガタッと立ち上がって、萌にそう言
った。