【完】保健室で君と××~プレイボーイとイケナイ恋愛授業~
萌はそんな私を見て、ニヤリと笑う。
「ねえ希美、市原君とどういう関係なの
?」
「えっ……!ど、どういう、って…た、
ただの幼なじみだよ!」
そう言うと、萌は頬杖をつきながら、「
ふーん?」と訝しげに私を見上げて。
「なんか希美、恋する乙女みたい」
なんて言うから、思わず顔が火照る。
こ、恋する乙女、って……!
間違っては居ないけど、肯定するのも恥
ずかしかったので、「そんなことない」
と誤魔化して、その場を去る。
恋する乙女、なんて……恥ずかしい!
火照る顔を冷ましながら、私は和馬君の
元に向かった。
「和馬君!案内するよ!」
そう言うと、何人かの男の子達に囲まれ
てた和馬君が、こっちを向いて。
「おー。んじゃ、弁当もついでに食っち
ゃうか」